自分が子供だった時、よくあせもができて、ものすごくかゆみが出ていました。
そして、かきむしってしまう為、傷が残るのではないかと思うぐらいのかさぶたができていました。
しかし、しっかりと予防・対処法を行ったところ、あせもは治り、現在20年ほど経った今は全く傷は残っていません。
子供があせもになって困っている時に、この記事が少しでも役に立てばと思います。
目次
子供にあせもができる理由
暑い季節になると、小さなお子さんや赤ちゃんのあせもに悩む母親は多いと思います。
ただ最近は冬でもあせもになる事が増えているそうなので注意して下さい。
注意する為にまず、小さなお子さんや赤ちゃんにあせもが多い原因を知っておきましょう。
汗をかきやすい
あせもの原因は、「汗」です。
当たり前なのですが汗をかかないのが一番の対処法なのですが、汗をかかないと言うのは無理な話しです。
環境や服装をかえることや母親のちょっとした心遣いで暑い季節でも綺麗なスベスベなお肌をたもつ事は出来ます。
それには母親が汗に対するただしい知識を得て予防及び対処法を実践することが大切です。
治らない場合は肌のトラブルのタイプと原因についても皮膚科で診断してもらい対処する事が重要です。
3倍近く汗をかく
まず知らなければならないのは、小さなお子さんや赤ちゃんは大人と比べて汗が多いということです。
少し動いただけで汗をびっしょりかきます。
なんと大人の三倍近くも汗をかくと言われています。実は人間の皮膚の汗が出る「汗線」は子供も大人も数は同じなのです。
体がちいさくても皮膚の汗の出る線が同じなので、体表面あたりの汗が多いのは当たり前と言えます。
あせも予防法
必要以上に汗をかかないようにする
予防にはいくつかの方法はありますが、一番簡単なのが必要以上な汗をかかない事です。
外にいる場合は仕方がないのですが、室内にいる時はエアコンの温度に注意することです。
常温の25℃以下に設定しましょう。
特に、夜間寝ている時に汗をかいてしまうと、気づかないうちにかきむしってしまう事もあるので、エアコンは朝までつけておき、快適な温度を保つようにしましょう。
扇風機で空気の循環をさせ、冷気がひとつの場所にたまらないようにするとなおよいです。
暑い季節は特に症状がひどくなる事が多いので気をつけて下さい。
コーディネートには注意
通気性のわるい服装にしてしまうと症状が悪化するので、服装や下着のコーディネートはしっかり行いましょう。
通気性がよくて吸湿性のよいものを選ぶ事が重要です。
冬のあせも予防
最近、冬にあせもが増えている原因で考えられるのが、厚着です。
寒いからといって上着の下に何枚も下着を着せている母親がいますが 、暑がりで汗っかきな子供は夏でも冬でも下着は一枚のほうが良いのです。
目安は大人より一枚少なめです。
特に赤ちゃんのおむつはムシムシしているので、熱がこもりやすい服装は避けたほうが良いでしょう。
あせも対処方
汗をかいたらすぐに対処
汗は体の熱を放出させて、体温を下げるという大切な役割があり、それにより体温調整をしています。
汗をかくことは悪い事ではありません、汗を放っておくことが問題なんです。
汗をかいたらすぐにシャワーで洗い流すのがいいのですが、出来ない場合は濡れタオルなどで擦らずに軽くたたくように汗を拭います。
僕が子供の頃、擦って拭いてしまい、あせもが悪化したことがあります。
擦る事だけでも悪化するのですが、擦る事によりかゆみが増す為、子供がさらにかきむしってしまうのです。
また、服は一度汗で濡れてしまうとなかなか乾かず、あせもの原因となるので、特に下着はこまめに変えましょう。
対処後は保湿
適度な保湿を行う事は、あせもを治す為に効果的な方法と考えられています。
皮膚科にいっても、あせもの治療の為に保湿剤とステロイド剤を使用されることが多いと思います。
なので、普段家にいる時でも、汗を洗い流した後は適度な保湿を忘れないようにしてみて下さい。
まとめ
小さなお子さんや赤ちゃんの肌のトラブルは、原因をよく観察し対処する事が大切です。
汗をかいたら今回説明した対処法をしっかりと行ってみて下さい。
きっと良くなるはずです。治らない場合や気になることがある場合は、インターネットの情報に頼らず、皮膚科を受診してみましょう。